2014年01月16日

見送りましたが実感が・・・

平成26年1月12日 午前9時44分 母親が永眠しました。

16年間のガンとの戦い。

6年前には5年後の生存率は20パーセントと医師から宣告されながらも、一時は医師も驚く驚異的な回復を見せた母でした。

このまま奇跡の完治をしてくれるのでは!との思いは叶わずに昨年12月10日にホスピス施設への入院。

できる限り時間を作って見舞いに行く日々でしたが12月27日、医師より余命は1週間程度と告げられました。

いつ急変しても不思議ではないという状況下で病院からの携帯電話かかかってくる瞬間に怯えながら日々弱っていく母親のところへ職場の理解の下、数時間早退させていただき、できる限りの笑顔を作って通う毎日。
正直、精神的にはかなり辛かったです。

そして母が亡くなる1日前、病室から帰宅しようとした時に『明日、来る時に梨を買ってきてくれるかい』と言われ、季節外れの梨を探し、とっても美味しそうな梨を見つけ持って行こうとしていた1月12日・・・・

父から『母さんが今、亡くなった・・・』との電話。

週に1度のシーツ交換を終え、見舞いにきていた父が病室に入ろうとしていた時、慌ただしく動く看護師さん達の姿・・・・

父がシーツ交換作業のため病室を1度出て戻るまでの数分の間に母は静かに息を引き取りました。

思えば12月の28日、父が母の見舞いに訪れていた際、
母がポツリと父に・・・
『父さん、今までありがとうね』
と言った時、母は自分の死期がもう間近にあることを気づいていたのでしょう。

女性の平均寿命が80歳近くなっている昨今ですが、母はまだ65歳
まだまだ元気でいてほしかったです。

今日、色んな方々のお力をいただき無事に通夜と告別式を終える事ができました。

今回の葬儀でお坊さんが言われた言葉・・・、
母の死は『死』というものが万人に必ず訪れる避けがたい現実である事。
それは老若男女に関わらず、いつ誰に訪れるか分らない事である事を今生きている人々に知らしめている。
今ある命を永久にあるものと思わずに大切に生きる!
そういった事がとても大事であるといった話をされていました。

これは私自身が生死をさまよった時より強く思っている事と同じ考え方でした。

私は親孝行な息子ではありませんでした。
社会人としてもいい歳を重ねてきながらまだまだ甘い言動が多く、
結婚し世帯を持っていますが、夫として生涯の大切な伴侶を守る力が十二分だ!と胸を張って言いきるにはまだまだ力及ばずの部分が数多くあります。

ですが・・・

過去は替えられませんが未来は今の自分次第。
『命』は有限であり、その期限は誰もが知らないところです。

今、自分がすべき事をしっかりと見定め、己の『命』がいつ付きようともその時に後悔することが少しでも少なくあるように日々を大切に過ごしていかなければ!という思いをさらに痛感した2日間。

これまで友人知人を始め親戚の『死』を見送って来た事はありますが、肉親の『死』を見送ったのは母が初めて。

映画で知る『おくり人』の光景を現実として見つめ、母の骨を拾っても、母の死を現実とは思えないでいます。
しかし、母が他界したのはまぎれもない現実。


現実を痛感するのはこれからなのかもしれませんが、母が残した教訓を胸にこれからも自分の人生をしっかりと生きていこうと思います。
posted by サトシ at 22:24| Comment(18) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
長きに渡る闘病生活と、長きに渡ったご家族の心労は想像を絶するものと思います。

 65歳というと私の母と同じですね… 

 亡くなったお母さんのご冥福心よりお祈り申し上げます。

 
Posted by Lime at 2014年01月17日 21:21
>Limeさん
母の死を目の前にしてもですが、医師より余命を告げられたからも、実際に自分の前から母親がいなくなるなんてことは実感がもてずにいました。

しかし、いくつになっても自由奔放に生きる私の事を常に心配していた母でしたので、
結婚を機に母を安心させるためにも遅ればせながら今と未来を真剣に考えるようになりました。

今しなければならない事。
将来にむけてどう行動していくべきか。

自由奔放時代の無計画さを強く反省せねばならない事の連続でした。

ブログにも書いたように、過去は変えられませんが、母があの世からも心配しなければならないような事が少しでもなくなるよう、未来に向けて自分を成長させて生きたいと思っています。

コメント、ありがとうございました。
Posted by サトシ at 2014年01月17日 23:11
お母さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
Posted by 匿名 at 2014年01月17日 23:13
>匿名さん
残念ながらこのハンドルネームではどなた様か分りませんが、
コメント、ありがとうございます。
Posted by サトシ at 2014年01月17日 23:26
お母さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

私から見れば、サトシさんは十分に親孝行で良い息子さんだと思います。
Posted by 佐藤D at 2014年01月19日 01:32
>Dさん
コメント、ありがとうございます。

『手がかかる子ほどかわいい』=親孝行
という図式が成り立つとすれば、
こんな私でも多少は親孝行できていた!?かも・・・です(汗)
Posted by サトシ at 2014年01月19日 19:16
ご冥福をお祈り申し上げます。

若いときはハチャメチャでも
これからは・・・
親や人を敬う気持ちを持って、
手を合せれば、母君も分かってくれるよ。

親孝行なんて、結局は出来た人なんて
いないよ!常に後悔の念で、それに気づき
人は成長するもんだよ!!

だから、これからの一歩を考え、
歩み出すことが重要なんだよ!!
Posted by Bonki at 2014年01月20日 18:18
>Bonkiさん
コメント、ありがとう。

確かに親孝行してます(できてます!)なんて自ら言える人はいないのでしょうね。

他人から親孝行だね〜といわれても、これまた実感できないですしね。

我が家の場合、母親が死のギリギリまで心配していたのがこの私の事。

いくつになっても自由奔放な生き方でしたからね。

歳を重ね、世帯を持ち、未来を考えた時、
色んな反省と共に先ずはしなければならない事を優先すると今までのようにしたいことができない事が多々ありますが、
それもこれまでの自分の計画性の無さの結果ですから、しっかりと受け止めて、一歩一歩確実に歩んで行こうとおもいます。
Posted by サトシ at 2014年01月20日 18:30
お悔やみ申し上げます。


これからも時々お母様を思い出してあげることが、一番の供養になると思いますよ。


まだチカラが抜けたような感じでしょうが、ゆっくりでもいいので徐々に立ち上がっていきましょう。
Posted by ゴーフィー刑事 at 2014年01月20日 19:17
>ゴーフィーさん
コメント、ありがとうございます。

何度遺影を見てもいまだ母親の死を実感できず、
実家に帰ればいつもの場所に今でも座っているような気がしてます。

きっと母の死を実感する瞬間に力が抜ける感じを覚える事でしょうが、幸い、辛い時にすぐ横で支えてくれる人生の伴侶に恵まれている事は本当に幸せな事と思います。

ここでのコメントを始め、様々な形で励ましの声をかけてくれるよき友人達もいますし、
これからも私らしくお気楽な日々を楽しく過ごしていきたいと思います。
Posted by サトシ at 2014年01月20日 20:12
お母様のご冥福をお祈り致します。

誰にでも必ず来る時だと覚悟しているものの
いざその時が来ると・・・ですよね。

お母様はきっと結婚されて、堅実に暮らしている息子の姿を見て安心されたのではないかと思います。

私は実際に子育てをしてみて
手のかかればかかるほど子どもは母親に沢山の学びをくれるということを娘が教えてくれました。

なので、ご自身はまだまだ出来ていないと感じていても、きっと充分親孝行してくれたと感じていると思います(*^_^*)

まだ、若すぎる死に悲しさ、空しさなどが渦巻いていると思いますが、マイナスの感情を充分感じきってから、少しずつ前に進んでいけるといいですね。
Posted by Hiro at 2014年01月21日 11:41
>Hiroちゃん
コメント、ありがとうございます。

そうなんですよね。
歳の順でいくのならば、親は必ず自分より早く亡くなることは理屈では分っていても、
いざ、現実となるのその思いは単純にはいかないものですね。

今回の件で今まで以上に日々を大切に『生きる』ことの大切さを学んだような気がします。
Posted by サトシ at 2014年01月21日 17:11
ご冥福、お祈り申し上げます。

少し、おそくなりましたが。
Posted by 凪 at 2014年01月25日 13:47
>凪さん
コメント、ありがとうございます。

色々と大変な中で気遣っていただき感謝します。
Posted by サトシ at 2014年01月25日 21:43
遅くなってすみません。
ご冥福をお祈り致します。

神様はね
『本当に良い人は早く連れて行ってしまう』
という話を聞いた事があります。

65歳は早いです。
お母様は良い人だったのですね。
Posted by マサ at 2014年01月25日 22:20
>マサさん
コメント、ありがとう。

私は10年前の大事故で死ななかったのは・・
悪い人だったからかな??(笑)

冗談はさておき、
こんな道楽息子を愛情を持って育ててくれた母は良い人だったのだと息子ながら思います。
Posted by サトシ at 2014年01月27日 12:19
久しぶりの訪問で驚きました。

この様な残念な事が起こっていようとは、
御冥福をお祈りいたします。

私の母も70歳です、他人事とは思えません、
昨年、結婚して少なからず何とか親孝行出来たかなと思っていましたが、まだまだ親孝行出来てませんね。

先に逝った親の分まで残った子供が精一杯幸せな人生を送る事が最大の親孝行ですかねぇ(^^)
Posted by 玉虫 at 2014年01月29日 16:56
>玉虫さん
お久しぶりです。コメント、ありがとうございます。

私も亡き母には親孝行らしいことはできていませんが、

2年前に結婚し、色んな生活環境を変えざるを得なかった中で、幸いにも母親にはようやく少しは落ち着いた姿に見える結果になっていたようです。

死は『老弱不定』と言いますが、少なくても親より長生きすること、
そして、おっしゃる通り、
幸せな時も辛い時も常に傍にいてくれる人生の伴侶を大切にし、命尽きる日まで精一杯幸せに日々を過ごして生きたいと思います。
Posted by サトシ at 2014年01月30日 12:30
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